健康的に痩せるならヨーグルトがおすすめ!乳酸菌のすごい効果!
ヨーグルトが健康や美容、ダイエットに良いといわれているのは有名です。
雑誌やテレビ番組などでも、ヨーグルトを取り入れた健康法を目にする機会があるでしょう。
今まで漠然とヨーグルトを食べていた方も、より効果的な取り入れ方を知ればその健康・美容効果は倍増するかもしれません。
「ヨーグルトがなぜ良いの?」
「どんな効果が期待できるの?」
「より効果的な食べ方は?」
そんな、気になるヨーグルトについてご紹介致します!
ヨーグルトに含まれる成分は美容に効果的
ヨーグルトが健康に良いことは知っているけれど、どんな栄養素が効果的なのかはよくわかっていない方も多いのではないでしょうか。
含まれる、代表的な栄養素とその効能について調べてみました。
・たんぱく質…健康な皮膚をつくるのに大切な栄養素です。
・ビタミン類…肌の新陳代謝を正常に整える効果があります。
・カルシウム…骨粗鬆症の予防だけでなく、鎮静作用で安眠、イライラの予防も。ヨーグルトに含まれるカルシウム量は、実は牛乳よりも豊富です。
・乳酸菌…腸内環境を整えます。花粉症などのアレルギーに効果的で、免疫力の向上も。とても有能なので、後述で詳しく。
・脂質…細胞やホルモンを作り出すのに欠かせない栄養素。「低脂肪」と書いてあるとダイエット向きかと思われがちですが、乳製品の脂質は乳酸菌の働きを高めるため、むしろ摂るべき。
(ヨーグルト100gあたりのカロリーは無糖のものなら、65kcal前後です。)
乳酸菌のすごい効果!
美容もダイエットも、腸内環境に左右されているといっても過言ではありません。
腸内環境が乱れると、身体から不要な毒素をきちんと排泄できず、様々な不調をきたします。
まず、気になってしまうのが便秘による排泄物の臭いや、体臭、口臭です。
便秘により、腸内にカスが長く留まると腐敗して悪臭を放つガスが発生します。
すると、おならのニオイが臭くなりがちに。
また、いつまでもそれらが排泄されず体内に留まり続けてしまうと、腸の壁から血液に乗って体中を巡ってしまいます。
悪臭を放つ成分が汗や呼気に含まれ、体臭や口臭につながります。
腸内環境が整っている人の便やおならは、刺激臭が抑えられています。
もしも、トイレなどの際に便臭が気になる方は、腸内環境の乱れが原因かもしれません。
また、臭いだけではなく、それらの毒素は肌荒れなどのトラブルの原因にもなり、悪いことずくめです。
ヨーグルトに豊富に含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌が優位になるように腸内環境を整えてくれる働きがあります。
善玉菌が増え、悪玉菌が減ると、健康や美肌にとって有害な毒素も減り、肌トラブルの改善につながります。
また、腸内環境が整うことで、腸の運動が活発になるため血流が良くなり代謝アップや、冷え予防につながります。
乳酸菌には内臓脂肪を減らす効果も期待できるほか、高血圧の予防にも効果的なのです。
ダイエットや美容目的はもちろんのこと、健康維持のためにも家族みんなでヨーグルトを食べる習慣をつけると良いでしょう。
ハチミツで乳酸菌がパワーアップ?
ヨーグルトは栄養豊富ですので、それだけで食べるのももちろん良いでしょう。
しかし、せっかく食べるなら効果は最大限に引き出したいところ。
そこでオススメなのが、ハチミツです。
ハチミツに含まれるオリゴ糖は、善玉菌のエサになるのです。
オリゴ糖は消化液に強く、大腸までしっかり届いて善玉菌のエサになります。
また、分解後のオリゴ糖はゲル状になって便を軟らかくしてくれます。
ヨーグルトにティースプーン1杯ほどのハチミツを加えて摂取することで、乳酸菌の働きをより高める効果があります。
オリゴ糖を含む食品は他にも多数ありますが、手軽にヨーグルトと合わせて美容効果を期待できるものとしてハチミツをチョイスしました。
ヨーグルトは温めて美容効果アップ!
ヨーグルトは冷蔵庫から出して、そのまま食べている方が多いでしょう。
しかし、更に美容効果を期待するなら温めて、ホットヨーグルトにしたほうが効果的です。
女性の身体は冷えやすくできています。
冷えにより血行が悪くなると、むくみやつらい冷え性などに悩まされがち。
「温活」という言葉も流行しています。
温めたヨーグルトで内臓から温まることで、冷えによる様々な不調を改善することができます。
また、温められて喜ぶのは乳酸菌も同じです。
乳酸菌は40℃前後が最も増殖しやすく、活発になるといわれています。
ホットヨーグルトのレシピは調べると多数あります。
今回はシンプルに、レンジで温めるだけの方法をご紹介致します。
電子レンジで600Wなら30秒、500Wなら40秒ほど温めるだけです。(レンジによって若干クセがあるため、様子を見ながら)
60℃以上に熱しすぎると乳酸菌が死んでしまうので、温めすぎに注意!
温めたヨーグルトは通常よりも少し、酸味が目立つ印象でした。
何度か食べて慣れてくると、気になるほどではなくなります。
他にも、水を加えてドリンク状にするレシピなどもありましたので、気になる方はぜひ調べてみてください。
ヨーグルトはいつ食べるのが効果的?
ヨーグルトの健康法というと必ず起きる論争が、朝食べるのと夜食べるのと、どちらのほうが良いのか。
実は、そこまで神経質になることもないと、個人的には思っています。
いつ食べるかこだわるよりも、どう食べるか、そして毎日続けることにこだわるべきです。
乳酸菌はデリケートな生き物で、胃酸などの消化液に弱い性質があります。
そのため、なるべく生きたまま腸まで届けるために工夫をするのが良いでしょう。
空腹時には胃酸の濃度が高くなりがちです。
コップ一杯飲み物を飲むなどして胃酸を薄めてあげると良いでしょう。
乳酸菌を生きたまま腸に届けられるのが一番効果的なのですが、乳酸菌の死骸も善玉菌のエサとなるため、たとえ腸に辿り着くまでに死んでしまっても効果がゼロというわけではないのです。
ちなみに、私個人としてはホットヨーグルトを夜に食べるようにしています。
身体が温まりますし、そのあと軽くストレッチをすると良く眠れます。
カルシウムの効果で安眠効果があるのと、睡眠中に腸の働きが活発になるためです。
睡眠中に効果が出るように、寝る2~3時間前に食べておくとよいでしょう。