鉄製中華鍋のすすめ!中華がササッと本格的になる!
先日、山田工業所の打ち出し中華鍋を購入しました。
「なぜそんな面倒そうなものを」
そう友人にも言われたものです。
でも、鉄製鍋を使ったことが無い人は殆ど誤解している!
鉄製鍋は面倒くさくないよ!
私は逆に、テフロン加工されたフライパンの、扱いの面倒さにウンザリしてしまったのです。
あんなにデリケートに労わってやっても、しょせん時期が来れば焦げ付きやすくなる…。
ああ、そろそろこのテフロンも買い替え時だな。
…そんな時にふと思い出したのです。
鉄製中華鍋の存在を。
ズボラな人ほどおススメ!鉄製鍋
私はかつて、某弁当屋チェーンでアルバイトしていた経験があります。
その店は、炒め物などを鉄製の中華鍋で行うのです。
はじめは、重たいし焦げ付くし「もー!!いやー!!!テフロンにしてよ!」と心の中で叫んだものですが、コツをつかむと…アラ不思議。
ちゃんと熱してから油を引けば、ほとんど焦げ付くこともない。
むしろ、ちょっとくらいの焦げ付きなら鉄製のヘラでガリガリ剥がしていいのよね。
重さもしばらく使っていると、腕に屈強な筋肉が蓄えられて気にならないの。
業務用なので大型の中華鍋だったのに、慣れると女性でも片手でブンブン振れちゃいます。
あんなに毎日、一緒にいたのに。
アルバイト辞めてからすっかり忘れてた中華鍋さん。
もう一度会いたくなってしまったわけです。
…ということで、まずはお小遣いから何とか買えそうな価格の国産中華鍋から入門することに。
Amazonのレビューを読み漁った結果、山田工業所の中華鍋に決めました。
鉄製のおたまも付けて6,000円弱だったと思います。
ちょっと面倒…。まずは空焼き作業が必要!
色々調べていくと、まずは”空焼き”いう焼き慣らしの作業が必要との事。
ガスコンロでは安全装置が働いてすぐに消火されてしまうので、カセットコンロを使い1時間程かけて全体をしっかり焼きました。
とっても熱くなるので、ガスボンベが爆発しないかドキドキしましたが、この程度では大丈夫そうです。ヨカッタ。
空焼きの方法はYouTubeとかで沢山やってます。
参考に↓
山田工業所の打ち出し中華鍋を買ってみたが...家庭用コンロでは大変!
黒い鍋の全体が、銀色っぽくなるまで根気よく焼きました。
油をなじませる作業も丁寧に。
ちなみに、この焼き慣らしが面倒だって方は、焼き慣らし済のものも売ってますよ!
道具厨の私は何となく、最初から育ててみたくて未済の鍋を購入したのです。
でも、もし…!余裕があるならやって欲しい!
愛着がわきますよ♡
さあ、念には念を入れて中華鍋を使って前夜に揚げ物をしたので、油膜のコンディションはばっちり…のハズ。
さっそく中華鍋で本格麻婆豆腐を作る!
というわけで!
早速、試しに麻婆豆腐を作りました。
今までは、”麻婆豆腐の素”を使って作ったことしかありません。
豆板醤、甜面醤、豆鼓醤、花椒、唐辛子などスーパーで買いそろえます。
すごい、道具から入るときはこんなに楽しいなんて。
ちなみに今回作るのはネットで見つけた、陳さんの麻婆豆腐レシピです。
おおおっ!
ひき肉も鍋にへばりつく事は全くなく、パラパラとほぐす事が出来ました。
なんと言っても、火の通りが良い!!
ジャンジャン炒めて、豆腐を投入。
うおおっ、すごい湯気で写真がうまく映らない!!
あっと言う間に完成!美味しそう!!
”葉にんにく”とやらは田舎のスーパーでは入手できず。
でも、「麻婆豆腐の素」を使わない麻婆豆腐、美味しい!!!
油がギトギトせず、豆腐から水が出てゆるくなる事もありませんでした。
鉄製中華鍋はお手入れも簡単!
中華鍋は調理後に洗剤で洗ってはいけません。
せっかくの油膜が剥がれて、くっつきやすくなってしまいます。
ぬるま湯とタワシでジャジャッと洗って、空焚きで水分を蒸発させます。
最後に、薄く油を塗って手入れは完了です。
料理が好きな人なら、そんなに手間だと思わないのではないかな。
むしろ、ちょっと焦げ付いてしまったとしても遠慮なく、たわしでガシガシ洗えるのでストレスはありません。
もちろん、調理後のアッツアツのままジャーッと水をかけても平気!(←これテフロンは厳禁ですよネ)
あらためて、中華鍋のすすめ
いかがでしたか?
中華鍋だけでなく、鉄製のフライパンなどに対して何となくのイメージでアレルギーを持ってしまってるアナタ!
よかったら、チャレンジしてみませんか??
とはいえ、私もまだ購入したばかり、これから育てていきます。
↓2~3人前の炒め物くらいまでなら
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↓面倒な空焚き不要!
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↓お手入れ用ササラとおたまのセット♪
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