アッカノンは大人ニキビと毛穴に効果的?その有効成分と使用方法
アッカノンって何?
皆さんはアッカノンという製品をご存知ですか?
いいの製薬という会社が販売している、ニキビケアのオールインワンジェルです。
私もかつては思春期ニキビに悩まされた一人です。
プツン、プツンといくつかできる可愛いニキビなどではなく、「病気なんじゃないか?!」と家族にも驚かれてしまうほど、顔中にブツブツと。
当時は、むしろニキビが無い地肌を探すほうが難しいほどにニキビだらけでした。
そんな私も年齢を重ねるにつれて、ホルモンバランスが整ってきたのか。はたまた、単に油分が減少してしまったのか。
だんだんと顔中にニキビが出来ることはなくなってきました。
それでも、昔のニキビ跡がクレーター状になって残っていたり、毛穴が大きく開いてしまったり。
疲れが出たときなんかは、顎や頬にポツポツと、ニキビが現れる事があります。
アラサーにしてプツンとニキビが出来ているのは、それはそれで目立って恥ずかしいもの。青春ニキビとはまた違うので、「ケア不足なのかな、栄養不足なのかな…」なんて考えてしまいます。
綺麗な肌で、ばっちりメイクも決まった日は前向きな気分になれます。
人と会うにしても、自身をもって顔を合わせる事ができますよね。
逆に、お肌が決まってないだけで、なんとなく直視されるのが恥ずかしいものです。
そんな大人ニキビに悩める私たちのために開発されたのがアッカノンです。
ニキビが出来る悪循環のメカニズム
そもそも、なぜニキビはできてしまい、繰り返すのでしょうか?
ストレスや生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れが原因でターンオーバーの周期に乱れが起きます。
すると、うまく剥がれなかった角質や、過剰に分泌された皮脂により、角栓が出来てしまい毛穴が詰まりやすくなります。
この角栓が毛穴を詰まらせ、さらにニキビの原因菌のエサとなります。
その結果、毛穴の中で炎症が起きてしまい”ニキビ”となるのです。
また、肌の水分が不足すると、これまたターンオーバーがうまくいかず、角質が厚くなります。すると、毛穴が細くなってしまい詰まりやすくなります。
細くなった毛穴は、少しの皮脂でも詰まりやすく、更に乾燥した肌を潤そうとさらに皮脂の分泌量が増えてしまう悪循環に。
ニキビのケアをするためには、毛穴のケアが重要。
十分な水分を補い、ターンオーバーを正常にしてあげることが大切なのです。
アッカノンは、その場のニキビケアだけではなく、”ニキビ跡”のケアも大切にしています。
ニキビが出来てしまった後の周りの肌には、その後の肌ケアができていないと炎症が収まらず、赤みが残ります。
また、ニキビの炎症により肌は乾燥しています。そのまま放置してしまうと、カサつき、キメの乱れにつながり結果としてまた毛穴が詰まっていく悪循環に。
ニキビが治った後も油断せず、しっかりとケアをすることが必要です。
アッカノンに含まれる効果的な成分
アッカノンに含まれている有効成分について、それぞれどのような効能が期待できるのかを調べてみました。
ツボクサエキス
「21世紀の驚異的秘草」「保護すべき植物の中でももっとも重要なもののひとつ」と注目されている、ブラフミー。ツボクサ、ゴッコラなどの別名でも呼ばれています。
インドのアーユルヴェーダでも”最も重要な若返りのハーブ”として珍重されています。
抗酸化作用、抗炎症作用、抗シワ・抗老化作用、皮膚細胞の再生促進などの効果が期待されます。
ハマメリスエキス
欧米では古くから美容や健康に用いられており、「ウィッチ(魔女)ヘーゼル」の別名をもっています。
抗炎症作用、収れん作用、創傷治癒促進作用の効果が期待されます。
プラセンタエキス
豚、馬、羊などの胎盤から抽出されるエキスです。胎盤は哺乳類がお腹の中で子を育てるための器官で、その美容効果に注目されています。
保湿効果、血行促進、新陳代謝、色素沈着防止効果、美白効果、ターンオーバーの正常化など様々な効果が期待されます。
ヒアルロン酸
ヒトの皮膚の構成成分のひとつでもあります。1gで6リットルもの水分を抱え込む、強力な保水性があります。
皮膚の柔軟化、保湿効果が期待されます。
シロキクラゲ
日本でも食用とされているキノコです。中国では古くから不老長寿の秘薬とされており、あの世界三大美女であった楊貴妃も美容維持に食していたと伝えられます。
「見えないヴェール」ともいわれており、その保湿力はヒアルロン酸を上回るデータも出ています。
保湿・バリア改善作用、抗酸化作用が期待されます。
ホホバオイル
ホホバオイルは皮膚への浸透性が高く、角質内の水分の蒸発を防ぐ効果も高いです。
油脂はニキビの原因となるアクネ菌の餌になりやすいのですが、ホホバオイルはアクネ菌の餌にはなりません。そのため、ニキビ肌の乾燥予防や、皮膚の保護オイルに非常に向いているのです。
保湿効果が期待されます。
その他の主な天然成分
- アーティチョークエキス(色素沈着抑制、毛穴引き締め)
- セイヨウナシ果汁発酵液(保湿、皮膚弾力改善、緩和なピーリング作用)
- ユーカリエキス(抗菌、血行促進、保湿・バリア機能向上、抗シワ)
- レモングラス抽出液(殺菌、皮脂バランス改善、毛穴引き締め)
- ジオウエキス(保湿、血流改善)
- オウバクエキス(保湿・バリア改善、抗菌、抗炎症作用)
- チンピエキス(抗炎症作用、鎮静効果)
このように、アッカノンにはニキビの予防、改善、その後のケアに効果的な成分が豊富に含まれています。
アッカノンの効果的な使用方法
1日2回(朝晩の洗顔時に)顔全体に塗るだけです。
部分塗りする商品ではないので、必ず顔全体に塗布しましょう。顔全体の肌環境を整えてしっかりケアしてくれます。
公式のサイトではパーツ粒1個大が適量といわれています。チューブひとつで顔だけの使用なら1ヵ月もつとの事です。
顔以外にも、デコルテ、背中などにも使えます。その場合も、部分塗りではなく全体に塗り広げましょう。
オールインワンなので、これひとつで十分なのです。
しかし、乾燥が酷くこれだけでは物足りない方は前後に化粧水などをプラスするのも良いでしょう。
ちなみに、アラサー乾燥肌の私には、とてもアッカノン適量では潤いません…。
私のおすすめとしては、プレ化粧水の導入です。
アッカノンの前に、事前に化粧水を肌に馴染ませておくのです。すると、水分補給した上にオールインワンで保湿されるので肌の奥から潤います。
まとめ
ご紹介した通り、アッカノンにはニキビ肌の根本からの改善に効果的な成分が贅沢に含まれています。
また、オールインワンジェルのいいところは、これひとつで時短になるのはもちろんのこと。
一見丁寧にケアしているつもりでも化粧水、美容液、乳液、保湿クリーム…と、何工程も肌に塗り重ねることは、それだけ摩擦が起きて肌ダメージが起きてしまうのです。
ニキビで炎症が起きた敏感なお肌には、なるべくダメージを与えたくありません。
そういった観点から考えても、有効成分を配合しつつなるべく少ない工程でケアを済ませる事ができるこのジェルは、おすすめできる一品です。
写真素材:フリー写真素材ぱくたそ